エルサレム会議(使徒15章)
救われるために割礼が必要であるかどうか、激しい論争があった。
ペテロは、割礼のない異邦人が救われたこと、
バルナバとパウロは、第一次伝道旅行において、
彼らを通し異邦人の間に行なわれた神のみわざをあかしした。
ヤコブは、聖書から言葉を引用し、割礼の必要がないことを主張した。
これがアンテオケ教会とエルサレム教会の合意となり、公とされた。
ヨーロッパへ渡ったパウロ一行(使徒16章)
パウロ一行は、第二次伝道旅行の途上にあった。
彼らは、アジヤでみことばを語ることを聖霊によって禁じられ、
ビテニヤ方へ行こうとした際には、
イエスの御霊がそれをお許しにならなかった。
彼らは、ムシヤを通ってトロアスに下った。
ある夜、パウロはマケドニア人の叫びの幻を見た。
“パウロがこの幻を見たとき、
私たちはただちにマケドニヤへ出かけることにした。
神が私たちを招いて、彼らに福音を述べさせるのだ、
と確信したからである”(10節)
(ここで「確信」と訳された言葉は、
いろいろな意見のある中で、
話し合って確信したという意味があります。)
そこで、彼らは、ただちにトロアスを出発した。
箴言のみことば
“指導がないことによって民は倒れ、多くの助言者によって救いを得る”(11:14)
“愚か者は自分の道を正しいと思う。しかし知恵のある者は忠告を聞き入れる”(12:15)
“密儀をこらさなければ、計画は破れ、多くの助言者によって、成功する”(15;22)
“相談して計画を整え、すぐれた指揮のもとに戦いを交えよ”(20:8)
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